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永代供養墓と新たな仏縁

2022.11.07

京都東福寺龍眠庵のお墓のコラム

永代供養墓と新たな仏縁

東福寺龍眠庵墓地指定石材店のオフィス石太郎です。

龍眠庵では、宗派を問わない永代供養墓や樹木葬の受付をしています。

ご見学にお越しのお客様には、宗派をお尋ねするようにしています。

ご家族のお葬式をされたお客様は「家は〇〇宗なので、私も〇〇宗になると思います」とのご返答がほとんどです。

お墓の生前確保を検討しているお客様では「特にないです」とのご返答を半分くらいいただきます。

核家族の時代では、宗派を知らない人や、こだわりを持たない人が増えてきたように思います。

宗派云々というよりも、安心して相談できるお寺との出会いを優先されています。

樹木葬と永代供養墓のご成約をいただきました

本日は、1件のお客様より永代供養墓のご成約と、もう1件のお客様より樹木葬のご成約をいただきました。

また、別のお客様には永代供養墓のご予約をいただきました。

永代供養墓は、2件のお客様共にお墓の生前確保を希望されていました。

樹木葬のお客様は、御主人様を亡くされて年内のご納骨を希望されていました。

お墓が取り持つ仏縁2

一般的なお墓では、墓石のご注文から完成までに2~3か月程度の期間を頂戴しています。

龍眠庵の樹木葬や永代供養墓「円満」は、墓石の据え付けまで済んでいます。

ご成約をいただいてから文字を彫刻いたしますが、ご納骨の予定日を近々で考えていたお客様には、出来るだけ早急な対応をさせていただきます。

これからご納骨をお考えの方は、四十九日や一周忌などの法事に合わせた計画をされている方が多いように思います。

永代供養墓では、今後の法事をお墓のある寺院に依頼する人が多いように思います。

過去には、龍眠庵の隣りの霊源院で500件を超える永代供養墓の受付をさせていただきました。

宗派の違う場合であっても、本堂で法事を希望する人が多数おられました。

初対面のお坊さんとのお葬式

最近では、葬儀会館でお葬式をされる方が多いのですが、葬儀を依頼するお寺は葬儀社さんから紹介をいただくことが増えているようです。

葬儀式でお坊さんと初対面ということになりますが、その後の仏縁には中々繋がらないのかも知れません。

宗派を問わない仏縁

龍眠庵では宗派を問わずに永代供養墓や樹木葬の受付をしています。

ご住職は、檀家や非檀家などの区別をされていません。

檀家さんでなくても、希望する人には本堂での法事を勤めさせていただきます。

ご納骨以降は、引き続き本堂での法事を希望する人が多く、法事の後はみんなでお墓参りをしたり、客殿でお食事をされています。

永代供養墓の確保を通じて、安心して相談できるお寺との仏縁を結んでいただけているように感じています。

あとがき

お寺関連のYouTubeを拝見いたしますと、最近の宗教離れをテーマにしたものがございました。

身近なところでは、両親は宗教を学ぶ機会を持つことができませんでした。

宗教について両親から引き継いだものは「家の宗派は西本願寺の関係らしい」ということだけでした。

浄土真宗というのが宗派で、ご本山は西本願寺になります。

ただ、親父からこれだけを聞いて「私は浄土真宗の門徒だ」との自覚はありませんでした。

家の宗派を知らなかったり、宗派の名前だけしか知らないというのが現状です。

このような現状は、昭和時代に核家族化が進んだ時には、すでに土台ができていたように思います。

YouTubeでは、宗教離れとカルト教団を関連付けた話もありますが、何となく違和感を感じます。

通天橋の紅葉

昨日に引き続き、東福寺通天橋の写真を撮ってきました。

今日の東福寺は、平日ということもあって空いていました。

筆者は、臥雲橋から通天橋の写真を撮っています。

YouTubeの影響からか、動画を撮影されている人も数名おられました。

東福寺の紅葉2022.11.7

お天気ということもあっって、赤・黄・オレンジ・緑など、様々な色がまじりあう風景は、とてもきれいでした。

紅葉の最盛期は、臥雲橋の上で立ち止まると警備員に注意をされることが多かったのですが、本日はゆっくりと見物することができました。

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