龍眠庵さんで、初の拝観受付を始めて2日目が終わりました。
本日も晴天に恵まれて、昨日に比べてお越しになったお客様は多かったようです。
本堂にお参りをされて、御朱印をご希望された方も、昨日より増えました。
ご家族連れの方や、カップルでお越しの方が多かったようです。
明日の5月5日までは無料で拝観を行っていますので、東福寺にお越しの際には是非お立ち寄りください。
冷たいお茶もございます。
朝8時から隣りの霊源院墓地で永代供養墓「安養墓」の据え付け工事がありました。
朝の出勤の際には、コンビニの駐車場で待ち合わせをしているバイクツーリングの人をたくさん見かけましたが、世間では行楽シーズン真っ盛りです。
筆者もバイクでの通勤でしたので、何だか羨ましい気分ではありましたが、この35年以上はゴールデンウィークもずっと仕事でした。
11時には、以前永代供養墓を求めていただいたお客様のご納骨がありました。
準備を済ませて休憩していましたら、水子供養のお堂から出てこられた女性の方に声を掛けられました。
以前、霊源院で娘さんが水子供養をされたそうで、お参りに来られたそうです。
蓮華堂で、子宝祈願の御守りを授かって時々お参りをされていたそうですが、子供さんを授かり今は5か月だそうです。
女性の弾む声に「おめでとうございます」とお伝えしましたところ、「今度は安産の御守りと家内安全の御守りが欲しいのですが、お金はどこに入れたら良いですか?」とお尋ねになりました。
「賽銭箱に入れておいてください」とお答えしましたら、引き続き「このお寺で永代供養もやってるんですよね?」とのご質問をいただきました。
ご納骨のお客様は、まだ本堂でお経をあげている最中でしたので、墓地に移動していただき、合祀墓と永代供養墓をご覧いただきました。
「子供に迷惑をかけたくないので、出来る事は自分でやっておきたいと思うんですが、どういう風にしたら良いか分からなくて・・・」とのご相談でした。
時間があったら、良くお話をお聞きできたのですが、もうすぐ納骨が始まりそうでしたので、簡単に説明をさせていただくのが精一杯でした。
「全部自分で決めない方が良いですよ。子供さんの気持ちを一度じっくり聞いてみて下さい。」とお伝えして、名刺をお渡ししました。
筆者は10年前に父を亡くし、先日母を亡くしましたが、墓参りに行きますし、お仏壇にも毎日お参りしています。
お墓参りの方々を拝見しても、若い世代の方がけっこう沢山おられます。
子供さんの中には、両親の供養をちゃんとしたいと思う人も多くおられるのではないかと思います。
「私のお墓は参らなくても良いので・・・、遺骨は海に撒いてくれたらいいので」と仰る親御さんもおられますが、お子さんにも希望はあると思います。
一度、お子さんの希望を確認することが大切ではないかと思います。
そうこうしている間に、本堂でのお経が終わり墓前での納骨式が始まりました。
ご納骨が終わりましたら帰社して昼食を済ませましたが、またすぐに霊源院墓地に移動して、1時からもご納骨の立ち合いをさせていただきました。
ゴールデンウィークは、お休みを利用して遠方にお住いの家族が集まって、ご納骨を予定される方が毎年沢山おられます。
昨日も1件ございましたら、明日も朝イチでご納骨の立ち合いがございます。