京都東福寺龍眠庵のお墓のコラム

終活と永代供養墓

東福寺龍眠庵墓地指定石材店のオフィス石太郎です。

本日は、樹木葬付き永代供養墓「樹陵」のご見学がありました。

朝方は雨模様でしたが、お約束の時間には雨も上がり良かったです。

本日のお客様は、ご自身（ご夫婦）のお墓の生前確保を考えてお越しになりました。

• 目次
  

• ①終活をしている人が多いですね

• ②後継者のある方が永代供養墓を選んでいます

• ③樹木葬付き永代供養墓とは

• ④お地蔵さまのお墓です

• ⑤まとめ

終活をしている人が多いですね

本日のお客様は、ご高齢ではありませんでしたが、いざという時の葬儀社も決めているとのことでした。

隣にある霊源院で打ち合わせをさせていただきましたが、副住職さんとの面談の際には、葬儀の際の読経のことや費用（御布施）のことなども含めたご相談もされていました。

龍眠庵のご住職はご高齢ということもあって、お弟子さんの霊源院のご住職が主な窓口をされています。

仏事についてネットで検索をしても、昔からの習わしには地域性があって、納得のいく答えが中々見つからない場合が多いように思います。

お墓を通じて、遠慮なく質問できる寺との縁は、先々の安心につながるのではないかと思います。

後継者のある方が永代供養墓を選んでいます

お客様には、ご子息がいらっしゃるとのことでした。

ご主人様は、従来からある一般的なお墓にも関心があるように感じました。

「昔からの墓石タイプのお墓は最近売れていますか？」とお尋ねいただきましたが、従来型の墓石を新規で建立する人よりも、墓じまいされた墓石の方が多いのが現状です。

従来型のお墓の規程では、定期的な管理料の納付義務がありますので、少子化や核家族化の時代では、これがネックになっているようです。

このような規程を改定して永代管理を取り入れた場合でも、この先の管理料を追加で一括納付する必要がありますので、大きな出費になってしまいます。

• 墓地管理料の一括納付が可能な場合

• この先の管理料を一括納付することを永代管理と呼びます。

• 霊園によって異なりますが、永代管理は年間管理料の50年分相当額の場合が多く、永代管理期間満了時の墓じまい工事費用も加算されます。

• 墓地の年間管理料は墓地面積によって算出する霊園が多く、広い墓地ほど墓地使用者様の負担が増える傾向があります。

龍眠庵では、基本費用に永代管理料を含みますが、各お墓を省スペースにすることで永代管理料を抑えています。

新たなお墓を検討する際には、後継者の有無に関わらず永代供養墓を選ぶ人が増えていると思います。

樹木葬付き永代供養墓とは

龍眠庵の樹木葬付き永代供養墓「樹陵」では、登録されている最後の方を埋葬後30年が経過しますと、ご遺骨を庭に改葬し樹木葬いたします。

庭に移す際には、ご家族ごとに穴を掘って改葬しますので、一か所に合祀することはありません。

基本費用には2名様の永代供養料を含んでいますが、埋葬者（予定者を含む）の追加登録は、必要時にしていただけます。

そのため、両親と一緒のお墓に入るかは、ご子息（代々の子孫）の希望で決めていただけるようになっています。

樹木葬付き永代供養墓とは、お墓参りをする家族がおられる間は、個々の永代供養墓にお参りいただき、おられなくなった頃（30年を想定）に樹木葬をするお墓です。

寺院の敷地内での移動ですので、ご家族は樹木葬後もお参りは可能ではあるのですが・・・。

本堂前の明るくて人が往来する寂しくない場所に個別のお地蔵さまと一緒に樹木葬いたしますので、ご安心いただけるのではないかと思います。

核家族化が当たり前になった中では、子々孫々が同じお墓に入ることには無理があるのではないかと考えてつくられたお墓です。

お地蔵さまのお墓です

各家の墓碑には、可愛らしい「わらべ地蔵さん」がのっています。

わらべ地蔵さんのお墓にいたしましたのには2つの理由があります。

１つ目の理由は、小さなお子さんがおられる家庭の場合、お子さんにも関心を持っていただけるお墓にしたかったことです。

このお墓は、省スペースの割にはかなり広めの納骨室を採用し、家族代々の使用も前提に考えています。

小さなお子さんが、お地蔵さんの姿とお亡くなりになったお爺ちゃんやお婆ちゃんの姿を重ねて、お墓参りいただけるように配慮をしたつもりです。

その子が大人になって子供ができた際に、自分の子供がお参りしている姿を見て、自身が子供だった頃を思い出すことで両親の思いでに触れていただけるようなお墓にしたいと思いました。

2つ目の理由は、生前墓の方々のお墓参りを意識しました。

まだ誰も入っていない将来に自分達が入る予定で建てたお墓に向かって、手を合わせるのは何となく変な気分と感じる方が多いのではないかと思います。

でも、お地蔵さまに向かっては素直に手を合わせていただけるのではないかと思います。

生前墓の方々も、自然とご先祖様のお供養に向き合っていただけるようなお墓にしたかった思いから、お地蔵さまのお墓にいたしました。

まとめ

龍眠庵の樹木葬付き永代供養墓「樹陵」の第2期36区画ですが、受付開始から10か月でだんだん残り少なくなってまいりました。

仮予約のお客様もおられますが、12月14日現在で残りは7区画です。

第1期30区画の時にも約1年で完売してしまいました。

東福寺龍眠庵は、JRと京阪「東福寺駅」から徒歩6分で、お墓参りの際には門前にある東福寺無料駐車場をご利用いただける交通アクセスの良い場所にございます。

宗派を問わず檀家などの条件もありませんので、新たなお墓をお探しの方は是非ご検討ください。

• 有限会社 オフィス石太郎
• 担当　柳田 貴人
  
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